
損切り(ストップロス)とは

損切り(ストップロス)は、マネーマネージメントの一種であり、言い古された言葉ですが、投資で資産を増やすにはまずこのことを把握すべきです。
クォンタムファンドで有名なジョージ・ソロス氏は、「私がすぐれていたのは、間違いときずいたときに、だれよりも早くその投資から手を引く術を得ていたから…」と口癖のように述べています。つまり、一攫千金で儲けるチャンスを逃さないことも重要ですが、それ以上に重要なのは、自己資金がなくならないようにすることなのです。それは、損失を出さないということではなく、損失を、いかに小さい損害に食いとどめるかということです。このことが「損切り(ストップロス)」といいます。多くの間違った判断を下した人たちの中から、一刻も早く抜け出すことが大切なのです。
損切りこそプロとアマの分岐点

損切りこそ、プロとアマチュアの分岐点です。
プロの場合は、売買の発注と同時に損切りの注文を行います。損切りは、投資時点で同時に行うことがよいとされます。インターネットトレードでは、この注文予約が出来るシステムが多いです。
つまり、金を2,400円で買い注文を出すと同時に、「それが成立したら、2,370円で外ップロスオーダーを入れ、2,450円でプロフィットテイクオーダーを出す」ことが、同時にできるようになってます。そうしておけば、たとえ投資家の時間がないとしても、安心して相場を忘れることができます。
韓国のシステムでは、その損切りが価格の上昇と共に移動できるようにできています。つまり、30円のストップロスオーダーは価格が2,400円から2,500円に上がってもついていき、2,500円から30円下がったときに自動的に損切りしてくれます。これは、2,400円でかって2,470円で売るというプロフィットテイクになります。
損切りはプロの技
損切りのラインの調整がかなり難しいため、損切りはプロの技と言えます。
相場の雰囲気によって、損切りラインは変わります。
たとえば、ボックス相場で価格がごく限られた狭い範囲で上下動を繰り返す場合、損切りラインを小さく取ると何度もやられてしまいます。
一方、トレンドが出たと認識した場合は、いったん下がることがあっても、長い上昇気流に乗ることがあります。そうした場合も、損切りラインを深く取る必要があります。相場のボラティリティー(変動の振幅の激しさ)によって、損切りラインの設定幅は変わります。
また、自己資金は小さいときの損切りラインはおのずと小さいです。資金が増えれば、体力にあわせた損切りラインとなります。
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