
資金管理
【資力相応に仕掛くべし】
相場は資金力に応じて張るべきだということ。仮に思惑が当たっていても一時的な調整安や修正高で追商がかかることもあるため余裕を持っておくことが大切で、特に初心者のうちは心しておく必要がある。ほかに「満玉張るな」ともいわれる。
【相場のカネと凧の糸は出し切るな】
1度に資金の全部を相場に投じた場合、逆に行ったら資金に余裕がないためナンピン等の対処ができなくなる。この言葉はそのあたりを警告しているが、儲かっているからといって調子に乗って買い増し・売り増しするのもいけないという意味もある。
【卵は1つのカゴに盛るな】
分散投資が有効なことを説いた格言である。卵を1つのカゴに入れておくと、それを落とした場合は悲惨なことになるのと同様、1つの銘柄に集中投資すると当たれば儲けは大きい反面、リスクも多大になる。資金量にもよるが、投資対象銘柄にバラエティを持たせて投資するのが良いとされる。
心構え
【賢者は聞き、愚者は語る】
相場に関しては話し上手より聞き上手が成功するといわれる。話し上手は自分の考えにこだわって人の意見を聞かないことが多いのに対し、聞き上手の人は人の意見を吟味し、自分でそれを検証する。
【公平な賭けに必勝はない】
投機にはには売り買いしかないわけで、確率的には五分五分である。つまり、必勝法などはないということ。
【三猿とはすなわち見猿、言猿・聞猿の三なり】
「万人の気弱きときは米上がるべきの理なり・・・・・・」等の格言を残した「三猿金銭秘録」(牛田権三郎)の由来の言葉であり、周りを見て惑わされることなく、人に意見を述べて迷わすことなく、人の意見に左右されることなく、冷静に望むべしとの意がある。
【相場に過去はない】
相場の世界では「あの時買っておけば」とか「あの時売っておけば」などと後悔しても始まらない。いたずらに過去のことを思い返すのではなく、前向きの姿勢が大切であるということ。
【相場は明日もある】
材料が出たからといって、今買わなければ買い損ねてしまうといわんばかりで飛びついて買う人がいる。しかし、皮肉にもそれが目先の天井で翌日には安くなるといったケースが多い。本物の大相場なら1日ぐらいの遅れは大勢に影響はないはずであり、あせることなく機会をじっくり待つことが肝心であるとの意。
【高値覚え・安値覚え】
以前につけた高値や安値にこだわっていると、相場の転換期についていけなくなる。「あんな安値があったのだから、いまの値段では買えない」などといっているうちに建て玉が遅れたり、見切りのタイミングを逸してしまうこともなりかねない。
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