
1.需給バランスなどを考えたファンダメンダル分析
2.チャートを解析したテクニカル分析
3.市場プレーヤーの内部要因分析
ファンダメンダルアナリストが、特定の市場について深く知っている必要があるのに対して、テクニカルアナリストは、同じ手法を使って多くの商品を同じように分析できるという特徴があります。
ファンダメンタル分析において、考慮される要因は、以下のものです。

インサイダー情報

ファンダメンタル情報にも2種類あります。
「インサイダー情報」と「公知の事実」です。
相場に勝つために真に有益なのは、誰も知らない正確な「インサイダー情報」を人よりも早く知ることです。証券取引法では、アンフェアだという考えで「インサイダー取引」は規制されています。ところが、商品取引法上には、「架空取引」とか「なれあい取引」に対する規制はありますが、「インサイダー取引」という規制はありありません。
商品価格に関するインサイダー情報は、ほとんどありえないからでしょう。あるとすれば、どこかの鉱山が事故やストライキなどで生産に支障をきたすとか、新しい用途が開発されたなどを、世界中に配信されるニュースに載るより早く知るということなどであると考えられます。
情報の鮮度とマグニチュード
情報は鮮度が命です。
情報を聞いた瞬間に、それが価格に与えるマグニチュード(重み・インパクト)判断し、売るか買うかを実行しないと、手遅れになります。まれに生命力の長い情報もあります。たとえば、戦争とか、事故とか、需給のゆがみです。これは解決したり、復旧するまでに時間がかかります。ファンダメンタル情報を活用する場合は、次の点に留意すべきです。
あなたが知った情報が誰にも知られてない情報だとするなら、千歳一隅のチャンスですから、その情報にあなたの全財産を投入すべきである。あなたの知った情報が、誰にでも手に入るクラスの情報であるならば、恐らくその情報価値はすでに相場に織り込まれているでしょう。あなたが知ったその情報が強気の情報であるなら売ったほうがよいです。弱気の情報であるなら買うべきです。日本経済新聞の商品欄に「何々が高くなる」と書いてあれば売りです。
たとえば、農産物が今年は不作で供給が足りないという情報は、あなたがそのことを知った後でもかわりません。農産物の需要と供給がアンバランスな状況は、多くの人がその事実を知った後でも、長く相場に影響を及ぼします。
需給バランス

需給バランスは、商品価格形成の底流を流れる大原則です。
テクニカルトレード専門のファンドマネージャーには、需給バランスを全く無視したり、ときにはファンダメンタル分析を使う評論家を無視することさえあります。しかし、これはファンダメンタル分析に手が出せないため、より簡明なテクニカル分析を金科玉条と考えているに過ぎません。ファンダメンタルも、テクニカルも、手口の分析も、あらゆる分析手法に精通し、相場の時宣に応じてそれらを使い分けることこそ、相場に勝ち残る方法であると考えます。なぜなら、たった1つの理論で相場を予測できる方法は、いまだ発見されていないからです。
中長期の価格を予測するには、ファンダメンタル分析が一番納得ができます。それがいつも正解に結びつくかどうかは、他の変数があるため絶対とはいえませんが、商品価格の場合は、かなりの割合で、需要と供給のバランス、及びその予測が、先物価格に大きく影響しています。
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